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主婦のための“扶養内ではたらく”入門#1|パートと業務委託、どっちがいい?

働き方

「無理なく育児と両立できる働き方がしたい」
「扶養内で働きたいけど、パートと業務委託って何が違うの?」

そんな疑問や不安を抱えたまま、検索に疲れていませんか?

私自身、正社員から離職したあと、はじめて「パート以外にも選択肢がある」と知りました。
特に「業務委託」という働き方は、調べれば調べるほど複雑で、何度も挫折しかけました。

開業届?青色申告?屋号?

正社員しか経験がない私にとって「業務委託」は未知の言葉だらけ。

この記事では、そんな私が「業務委託って何?」からスタートして、扶養内で働くために整理したこと・つまずいたポイントをご紹介します。

「何から調べたらいいのか分からない…」という方の、最初の一歩になればうれしいです。

この記事でわかること
  • パートと業務委託の基本的な違い
  • 主婦の立場から見たメリット・デメリット
  • パートと業務委託、それぞれの違いと選び方のヒント
牧野いと
牧野いと

はじめまして、牧野いとです。

仕事と育児の両立に悩み、14年勤めた製薬会社を退職。
現在は、WebマーケティングやWebデザイン、ライティングを学びながら、働き方や学び直しのリアルを発信しています。
「このままでいいのかな」と感じたとき、少し立ち止まるきっかけとなるような記事を目指しています。

▶詳細プロフィール

業務委託でも扶養内で働ける?

結論から言えば、「業務委託」でも「パート」でも、扶養内で働くことは可能です。

たとえば、配偶者の扶養に入りながら働きたい場合、「年間の収入が130万円未満(または106万円未満)」であれば社会保険の扶養に入り続けることが可能です。

これは、雇用形態に関係なく、収入金額によって判断されるため、「業務委託だから扶養に入れない」ということはありません。

ただし、収入の「見込み」や「働き方の実態」で判断されるケースもあるため、あらかじめ年収の目安や仕組みを知っておくことは大切です。

“扶養内”ってよく聞くけど…結局どこまで稼いだらアウトなの?

いと
いと

それ、私もすごく混乱しました!税金と社会保険でルールが違うんです…。詳しくは、次回の記事「扶養内で働くならいくらまで?年収の壁について」で整理しますね。

正社員から業務委託へ。主婦の私がつまずいた3つのポイント

正社員の経験しかなかった私。
業務委託という働き方を調べるなかでつまずいたポイントがこちらです。

そもそも「業務委託」とは、どういう働き方?

「パート」は時給で働き、勤務時間もシフト制で管理されているイメージがありました。

一方「業務委託」は“自由な働き方”と紹介されることが多いですが、具体的にどう違うのかが分かりませんでした。

調べてみると、「業務委託」は会社と雇用契約ではなく「業務契約」を結ぶ働き方で、成果物や業務の完成に対して報酬が支払われるというスタイルだと知りました。

さらに、業務委託には

  • 成果物ベース(納品物で報酬が発生)
  • 時間報酬型(時給ベースの契約)

という2種類があることも知りました。

柔軟に働ける在宅ワークの多くが、この業務委託契約で募集されているようです。

知らない用語がたくさん!混乱した理由

「業務委託 扶養内 いくらまで」と検索しても、出てくるのは知らない単語ばかりでした。

  • 開業届を出すとどうなる?
  • 青色申告と白色申告の違いは?
  • 屋号って何?
  • 経費ってどこまで認められる?

正社員時代は、経費精算といっても会議や出張費くらい。備品も会社支給でした。 

それが、自分で働く=全部自分で調べて、自分で決めるという流れに、正直めげそうになりました。

「パート」との違いは?

業務委託は「自由な働き方」と言われますが、その分すべてが自己責任になります。

業務委託の主な注意点
  • 自分で確定申告が必要
  • 雇用保険に入れない(育休や失業保険がない)
  • 収入や経費の管理も自己責任

こうした負担を考えると、「自由な働き方」である反面、かなり手間がかかります。
これだけ手間が多いと、「もうパートの方がいいのでは・・・?」と感じてしまいそうですね。

主婦目線で比較!パートと業務委託の違いを解説

調べていくなかで、子育て中の主婦である私が気になった点を、比較・解説していきます。

主婦目線で比較したパートと業務委託の違い|給与・保険・働き方など7項目でわかりやすく表形式で整理
補足ポイント
  • 「業務委託=すべてが自由」ではない(納期・成果物への責任が必ず伴います)
  • 収入が年間130万円を超えると、配偶者の扶養から外れる可能性あり
保育園の就労証明書は業務委託でも発行できる?自治体と企業への確認が大切であることを伝える説明画像

希望する働き方やライフスタイルに合わせて、「何を重視するか」を考えると、自分に合った形が見えてきそうですね。

《地方在住の理想と現実》

私は地方に住んでいるため、通勤圏内の求人は「レジ」「清掃」「うどん屋さんのホール」などが中心です。でも、私はこれまでの経験を活かせる仕事がしたかったし、興味のある分野にも挑戦してみたかったんです。

現実とのギャップに落ち込むなかで、「業務委託」という働き方を知り、「もしかしたら、在宅でも自分に合う仕事があるかもしれない」と前向きに考えられるようになりました。

自由な働き方である一方で、手間もかかるのは事実。でも、最初につまずくポイントさえ分かれば、現実的な選択肢にもなってきます。

実際に業務委託の求人を見てみると、
「時給換算で○○円以上」「完全在宅OK」といった案件もあり、意外と選択肢があることに気づきます。

最近では、クラウドソーシングだけでなく、企業が自社の採用サイトで業務委託を募集しているケースも増えています。

業務委託の求人を見てみる
👉クラウドソーシング
主婦のための求人応援サイトママワークス【公式】
クラウドワークス【公式】

👉企業公式サイト
BPOテクノロジー株式会社【公式】
株式会社キャスター【公式】
株式会社ニット【公式】

※ほかにもさまざまな企業がありますが、ここでは代表的な例を挙げています。

まとめ|少しずつ知ることで、扶養内の在宅ワークを目指せる

「業務委託で扶養内」という働き方は、正社員としてしか働いたことがなかった私にとって、まったくの未知の世界でした。

けれど、少しずつ調べていく中で、

  • パートと業務委託の違い
  • 扶養の範囲内でできる働き方
  • 在宅で働くための選択肢

こういったことを知ることで、「もしかしたら、私にもできるかもしれない」と思えるようになりました。

子育て中の主婦にとって、「リモートで柔軟に働ける」ことは大きな魅力です。
業務委託はその可能性を広げてくれる一方で、確定申告や契約管理など、自分で対応する手間も伴います。

だからこそ、“なんとなく”で選ぶのではなく、
「自分に合った働き方はどれだろう?」という視点を持つことが大切だと思います。

結論

扶養内で働く場合、パートだけでなく業務委託という選択肢もあります。

確定申告などの手間はあるものの、「自由度」を重視したい方にとっては、一度検討してみる価値がある働き方です。


👉次回は、シリーズ#2「扶養内で働くならいくらまで?年収の壁について」です

参考にした公的情報一覧

以下は、扶養や社会保険、業務委託に関する制度を調べる際に参考としたサイトです。制度の詳細や判断基準は変更されることもあるため、気になる点は最新情報をご確認ください。

■ 税制(配偶者控除・扶養の条件・経費の計上)

■ 社会保険(被扶養者の条件)

■ 保育園の就労証明・継続条件
 ※地域によって基準が異なるため、必ずお住まいの自治体サイトをご確認ください。

■ 業務委託・フリーランスの注意点


この記事は、筆者自身が扶養内での業務委託を検討する中で調べた情報をまとめたものです。内容には最新の制度・例外・地域差が含まれる可能性があるため、最終的な判断は各窓口へ直接お問い合わせください。

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