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オンライン秘書の2つの働き方|企業所属型とフリー型の違いをわかりやすく解説

働き方

「在宅で働けたらいいな」と思い、検索しているとオンライン秘書という仕事のことを知りました。

在宅でできる・未経験OK・自由に働ける。

そんな魅力的な言葉が並びます。

でも実際に調べてみると、「求人サイトにあるもの」と「SNSで見かけるもの」がちょっと違う気がしませんか?

この記事では、オンライン秘書には大きく2つの働き方があることを整理しながら、それぞれの特徴や向いている人のタイプをわかりやすく解説します。

この記事でわかること
  • オンライン秘書とはどんな仕事か(主な仕事内容と役割)
  • 働き方が「企業所属型」と「フリー型」に分かれている理由
  • それぞれのメリット・デメリット(安定 vs 自由)
  • 未経験から始めるならどちらが向いているかの目安
牧野いと
牧野いと

はじめまして、牧野いとです。

仕事と育児の両立に悩み、14年勤めた製薬会社を退職。
現在は、WebマーケティングやWebデザイン、ライティングを学びながら、働き方や学び直しのリアルを発信しています。
「このままでいいのかな」と感じたとき、少し立ち止まるきっかけとなるような記事を目指しています。

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オンライン秘書とは?|まずは全体像を整理

「オンライン秘書」とは、企業や個人の業務をオンラインでサポートする仕事のこと。

主な業務内容は次のとおりです。

  • スケジュールや会議の調整
  • メールやチャット対応
  • 資料・請求書の作成
  • データ入力・リサーチ
  • SNS運用や簡単な発信サポート

オフィスに行かず、自宅で“裏方業務”を支える仕事です。
似た言葉に「オンラインアシスタント」や「オンライン事務」もありますが、ほぼ同じ意味で使われています。

オンライン秘書の働き方は「企業所属型」と「フリー型」がある

実は「オンライン秘書」と一口に言っても、働き方の構造がまったく異なる2つのタイプがあります。

オンライン秘書の働き方比較表。企業所属型とフリー型の違いを示す。企業所属型は会社を通して業務を行い、フリー型は契約や請求まで個人で対応する。

SNSでは「フリー型」として働く方々の発信が目立ちますが、求人サイトやBPO(業務委託)企業が自社サイトで募集しているのは「企業所属型」。

この違いを理解しておくと、働き方のイメージがぐっと掴みやすくなります。

企業所属型オンライン秘書の特徴

安心感とサポート体制が魅力

企業所属型では、会社がクライアントと契約し、秘書はその一員として業務を行います。

  • 案件紹介やマッチングを企業が行う
  • 請求書提出や契約手続きは会社を通す
  • 業務マニュアル・OJT研修・サポート体制が整っている

つまり、「個人で営業しなくても仕事がある」状態です。
初めて在宅ワークを始める人にとって、心理的なハードルが低いのが特徴。

 自由度の低さには注意

  • 担当クライアントや業務内容を選べない
  • チーム単位の稼働ルール(時間など)に従う必要がある
  • 時給制のことが多く、昇給や値上げ交渉の自由はほぼない

安心の裏には、ある程度の制約があります。とはいえ、扶養内で安定して働きたい人にはぴったりの形です。

フリー型オンライン秘書の特徴

自由に仕事を選べる、自分の裁量で働ける

クラウドソーシングを使って 自分でクライアントを見つけるスタイルです。

  • 得意な業務や時間を自分で選べる
  • 単価や稼働量をコントロールできる
  • SNSやポートフォリオで実績を積めばリピーターがつく

経験を重ねていけば、「月20万円以上稼ぐ在宅ワーカー」になることも夢ではありません。

クラウドソーシングをみてみる

自由の裏にある、自己責任の重さ

  • 営業・契約書作成・請求書発行まで全て自分
  • 案件が途切れると収入もゼロに
  • トラブルや納期管理も個人対応

「自由」と「不安定さ」は常にセット。
SNSで発信する人が多いのは、仕事の獲得経路でもあり、同時に宣伝でもあるからです。

とはいえ、軌道に乗るまでは時間と労力がかかります。

どちらが向いている?タイプ別チェック

オンライン秘書の働き方は、「どちらが良い・悪い」ではなく、自分の生活リズムや価値観に合うかどうかがポイントです。

オンライン秘書のタイプ別比較表。企業所属型は在宅ワーク初心者や扶養内希望者に向き、研修やチームサポートがある。フリー型は自分のペースで働きたい人や副業志向向けで、案件や単価を自分で選べる。

表のとおり、「安定を優先するか」「自由を重視するか」で選ぶ方向が変わります。

どちらのタイプにもメリットと難しさがあるので、今の自分に合うほうから始めてみるのがおすすめです。

私はチーム制や稼働時間の安定を優先して、まずは企業所属型に挑戦してみました。

未経験でもサポートがある安心感が大きく、「在宅で働く」最初の一歩としてちょうどよかったです。

まとめ|「どちらが正解か」より、「自分の軸に合うか」

オンライン秘書という働き方には、どちらのタイプにも現実と可能性があります。

  • 企業所属型 : 安定・チーム制・サポートあり
  • フリー型 :自由・裁量・自己責任

「自由に働きたい」と思って始めても、思っていたより“会社っぽい”環境だったり、逆に“すべて自分で背負う”孤独さを感じたり──どちらにもリアルがあります。

大切なのは、「どちらが良いか」ではなく、自分の生活や優先順位に合っているかどうかだと思います。


👉次回は、実際に企業所属型として働く場合に必要な「契約のリアル」について、もう少し具体的に掘り下げていきます。

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