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「ワーママ疲れた…」辞めたいと思った私が退職前に整理した5つの気持ち

働き方

「このまま働き続けていけるのかな」

「でも、辞めて後悔しない?」

そんな思いが頭の中をぐるぐる回って、身動きが取れなくなっていませんか?

私もかつて同じように悩み、迷い、14年勤めた会社を退職しました。

すぐに決断できたわけではありません。むしろ、不安や葛藤だらけでした。

この記事では、私が退職を決めるまでに整理した「気持ちのステップ」をお伝えします。
今すぐ決められなくても大丈夫。

まずは、自分の本音を見つめるところから始めてみませんか?

牧野いと
牧野いと

はじめまして、牧野いとです。

仕事と育児の両立に悩み、14年勤めた製薬会社を退職。
現在は、WebマーケティングやWebデザイン、ライティングを学びながら、働き方や学び直しのリアルを発信しています。
「このままでいいのかな」と感じたとき、少し立ち止まるきっかけとなるような記事を目指しています。

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「辞めたい」と思ったときこそ、“整理する時間”が必要

限界を感じて退職したいと思ったとき、焦って結論を出す必要はないと思います。

むしろ「辞める・辞めない」の二択にすぐ進まず、まずは気持ちを整理することが大切です。

私自身、葛藤の中で時間をかけて向き合ったからこそ、後悔のない選択ができました。

この記事では、私が実際に感じた迷いや不安、そして退職を選ぶ前に整理してきたステップを紹介していきます。

決断できなかった理由は、怖さと「もったいなさ」

退職を考えながらもすぐに動けなかった私には、4つの大きなブレーキがありました。


1.辞めても生活は大丈夫?

退職=収入減。世帯年収が下がり、社会的信用も失われる。

そんなイメージばかりが膨らんで、「辞めたあとの生活」がまったく想像できず、不安だけが膨らみました。


2.正社員に戻れないのでは?

「一度離職したら、もう正社員には戻れないかもしれない」

そんな焦りがありました。特に、育児中の私は「いつか元のように働けるようになる」と信じていたけれど、それが自分を苦しめる原因だったと、あとから気づきました。

産休育休を経て復帰したとき、「仕事も育児も全部ちゃんとやる!」と意気込んでいました。

でも、子どもの体調不良や感染症リレー、イヤイヤ期…。すべてが思い通りに進まず、「元どおりに働ける日」は来ないのでは?と絶望的な気持ちになっていきました。


3.子どもが小さいと転職は難しい?

転職サイトに登録し、未就学児がいることや時短勤務の希望を伝えたところ、「紹介できる求人がありません」と言われた経験があります。

その言葉に心が折れ、「やっぱり続けるしかないんだ…」と、自分を追い詰めてしまいました。


4.今の会社を辞めるのはもったいない?

長く勤めた会社で得た経験や人間関係を手放すことに、強い抵抗がありました。

「せっかくここまで続けてきたのに」という気持ちが、何度も決断を鈍らせました。

そして会社の中で「異動」や「リモート勤務」など、続けられる道を模索しましたが、制度や勤務地の制約からそれも叶わず。「この会社で続けるのは難しい」と思い至るまでに、ずいぶん時間がかかりました。

心がすり減っているときこそ、自分と丁寧に向き合う

私が実際に試してよかった「気持ちの整理ステップ」をご紹介します。


1.スケジュールと環境を見直す

「今の生活、どこか改善できるところはないか?」を冷静に見直しました。

  • 家族との協力体制を再構築(送迎・食事・家事など)
  • 職場の制度を最大限に活用(時短・フレックスなど)
  • 親族サポートの再確認

物理的な負担を軽くするだけでも、気持ちに少し余裕が生まれます。


2.体調の変化に耳を傾ける

慢性的な疲労や睡眠障害、PMS悪化のほか、以下のような心と体の不調がじわじわと現れてきました。

  • 食事がただの「作業」になっている
  • 寝ても疲れが取れない
  • 朝からしんどい
  • 胃炎や頭痛などで通院が増える
いと
いと

私は「少し疲れてるだけ」と思い込んでいました。でも、振り返ると心と体からのSOSだったと思います。あなたも気づかないうちに無理していませんか?


3.キャリアの棚卸しをする

職務経歴書をつくり、自分の経験・強み・向いている仕事を可視化。

一度整理してみることで、「自分にもできることはある」と少し自信が持てました。

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4.似た境遇の人の声を読む

ブログやSNSで「ワーママ 退職 後悔」「育児 両立 疲れた」などのキーワードで検索してみると、驚くほど多くの人が、同じように悩んでいました。

自分だけじゃないと思えることが、気持ちの支えになりました。


5.モヤモヤをノートに書き出す

感情や不安をノートに書き出すだけで、頭の中がすこし整理されて冷静になれました。

思考の渦から一歩引いて、自分を見つめ直せる感覚がありました。


6.家計の見直しで「本当に今の収入が必要か?」を確認する

ファイナンシャルプランナーに相談し、扶養内パートを想定したキャッシュフロー表を作成。

すると、「今の生活水準でも問題なし」と言われ、不安が一気に軽くなりました。

「今の年収を維持しないと生活できない」と思っていたのは思い込みだったのかもしれません。

客観的な数字で見直してみること、意外とおすすめです。

いと
いと

「FP相談ってお金かかるんじゃない?」と思っていましたが、無料でできるサービスもあります。キャッシュフロー表を作ってもらうだけでも、不安が数字として整理できて、かなり安心できました。

まとめ|退職は「逃げ」ではなく、「自分を守る選択」

退職を決めても、不安がすべて消えるわけではありません。

それでも私は、「今のままではもう無理」と感じた自分の気持ちに正直になったことで、納得して前に進めました。

  • 「正社員でいなければいけない」
  • 「今辞めたら、次はもうないかもしれない」
  • 「もっと頑張れば、きっと何とかなる」

そんな思いに縛られて、心も体もすり減らしていませんか?

いまはまだ働き方を見直すだけでもいい。

また働きたくなったら、そのときに考えればいい。

どうか、自分を責めずに。

心の声に、ちゃんと耳を傾けてあげてください。

いと
いと

「辞めるかどうか」は、すぐに答えが出せるものではないと思います。まずは気持ちの整理から始めてみましょう。焦らなくても、大丈夫です!


……とは言っても、1番気になるのは経済的なことだと思います。

退職前のお金まわりの準備については、こちらの記事にまとめています。

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